2024/01/24 11:28

先週の12月4日、京都府南丹市にある文化博物館の企画展「森と共に生きる」~知井地区を中心に~に行ってきました。

尊敬する友であり、頻繫に会えない心配な妹のような存在である豊島淑子さんから、ご自分の作品を展示しているとの連絡が入り、その企画展が12月5日まででしたので、慌てて駆け付けました。

彼女の職業はテキスタイルデザイナーであり大学の先生です。

その彼女が2016年から京都大学芦生研究林に通い続け、大カツラの木を描いた作品数点を展示されていました。

この企画展では豊島さん以外の方々は油絵や水彩画で森を描かれていますが、彼女は森で描いた絵を持ち帰り、パソコンにその絵をコツコツと移し替える作業をした後、選び抜いた生地にプリントをするようです。


彼女の作品は描写が非常に繊細で、神秘的でした。
会場にいると実際に森の中に入ったような、そこから力を貰えているような感覚になりました。

豊島さんは今後森林の保護と教育、研究の発展と努力が必要と話されています。

彼女が日々充実した時間を過ごしている姿を見て、私も自分をもっと成長させたい、と思いながら帰路に就きました。



アジアンファブリックA&Y 店主 (2021年12月6日)