2024/01/24 11:29
ラオスのお正月は3回あって
1月1日の国際正月
旧正月の春節
そしてラオス人にとって最も大事なのが
4月中旬のお正月。
お正月は1週間お休みになります。
(今年のお正月はコロナのため、他の人と交わるようなイベントは中止となり、各家庭でお祝いするそうです。)
ここからはMeeちゃんのお話しです。
まず、家中大掃除からはじめます。
次に縁起の良いお花を買ってきます。
親は、子供たちに新しい服を買ってあげます。
ばらばらになっている親族が集まり、両親、おじいちゃん、おばあちゃん達に金か銀のアクセサリーをプレゼントします。
祈禱師が祝詞をあげます。(これはラオスではバーシー儀式と言われています。)
縁起の良いラーブと言うお料理を皆で食べます。
お正月用のマーケットが開いていて買い物をします。
次の朝に皆でお寺に行き托鉢をします。
もち米、お菓子、果物お金をお坊さんに差し上げます。
お坊さんの為にご馳走を作って持っていきます。
お寺で砂仏塔を皆で作り、仏様を拝みます。
村人皆でメコン川沿いに行き砂仏塔を作り、お坊さんを招待してお祈りをし、川の神様(大蛇)に拝みます。
皆でそれぞれのお寺に行き聖水を仏様にかけお祈りします。
両親、おじいちゃん、おばあちゃん、年配の方達に水をかけながら、健康、長寿を願って祝福の言葉を言います。
路上でも人々が水かけをします。
人々が水を掛け合う行いは、今年も元気に過ごせます様にと言う意味があって、ラオスの人々は、このお祭りを『ピーマイ・ラーオ』と言っています。
聖水を仏様にかける人々
アジアンファブリックA&Y 店主 (2022年4月15日)